牧場主と牧場経営についての話で、大いに盛り上がります。
牧場経営は、いわゆる第一次産業です。経営難で後継者不足がどこの牧場でも課題だそうです。
しかし、この牧場は、「ジェラート販売」という付加価値をつくりだしました。夏の間は、生産が追いつかないほどよく売れているそうです。私も、子どもが小さい頃は、牛やミニブタを見る&名物ミルクジェラートを食べによく足を運びました。
今や、牛乳を絞って、それを農協等に卸すだけでは、経営は成り立たないそうです。もちろん、農家同様に、国からの補助があるそうですが、それに甘えるだけではアカンということですね。
ジェラート販売だけでなく、「牧場体験」「バーベキュー」など、牧場主は色々な取り組みを行っています。そして、この秋をめどに、ヨーグルトの製造販売をするとのことです。ヨーグルト担当は、次男だそうです。長男が、全般のかじ取りを牧場主であるおやじさんから、学んでいるというわけです。
この牧場は、後継者問題もクリアーです(笑)
さて、ここからが、話の本題です・・・
①週末は、ファミリー中心にたくさんのお客様が確保できるが、平日対策をどうするか?
②ネット販売を上手に活用すれば、全国のお客様がターゲットになるのでは?
①については、時間に余裕にある主婦層が、牧場カフェのようなおしゃれな場所があれば、かならずやってくる。1日20食限定のランチとか、やり方はたくさんある。
②については、今の商売ではあたり前のこと。店頭ではそんなに忙しくないのに、儲かっている店は、必ずネット販売など売場外の収入がある。
保育園の園長が、いきなりこんな話をすると、不審に思われるので、サラリーマン時代のお仕事も暴露して、この牧場の将来を勝手にシュミレーションして、主人と盛り上がっていました。
どちらにしろ、今は、ヨーグルトの製造販売の成功にむけて、100%注力です。是非とも成功してもらいたいですね。
「一般のお客様とこんな話をするのは初めてです。楽しかったです。」と主人には言っていただき、おまけに、ホルスタインの出産にも立ち会うことができ、満足の一日です。
休み明けに職員と打ち合わせをして、この牧場を遠足の場所にするか決定します。牧場体験は、保育園の子どもたちには、大きな刺激となるでしょうね。
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