68回目の原爆忌です。
8月6日は広島、8月9日は長崎。1年で日本人が、いや、世界の人々が戦争による唯一の被爆国日本を決して、忘れてはならない日です。
「プラトーン」や「JFK」の監督であり、私にとっては衝撃的な映画の一つである「ミッドナイトエクスプレス」の脚本を手がけた、オリバーストーン監督が、今、広島を訪れているとのことです。今日の式典や9日の長崎の式典に出席するそうです。
オリバーストーン監督は、ベトナム帰還兵です。戦地では、死の確率が一番高い部隊にいたそうです。
代表作品である「プラトーン」では、自身の戦争体験がベースになっていて、いかに戦争が非人道的なものであるかを痛烈に訴えています。
そんな彼も、若き頃は、原爆投下の正当性を信じていたとコメントしています。まさに、戦争というものは、人間が持つ理性をも狂わせてしまうのですね。
原爆忌は、戦争を知らない世代だけでなく、戦争を知らない世代の子どもたちにもずっとずっと、忘れられることなく、語り継がれないとなりません。
そして、日本は、世界に向けてこれからも平和を発信する役割があるのです。
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