南浦和発・・・世界へ

先日の7月22日に、さいたま市の南浦和で起きたことが、世界の称賛をあびています。

 

京浜東北線の電車とホームの隙間10センチに女性が挟まってしまいました。車掌が乗客に呼びかけ、約40人の人たちが力を合わせて電車を押したそうです。そして、女性は救出されました。救急車で病院に運ばれたものの、怪我はなかったそうです。

 

電車は、横揺れに対応する構造であることを車掌さんは落ち着いて判断したのです。

 

「日本がまた世界を驚かせた」

「とっさにこのような行動ができる日本人は、どのような教育を受けているのか」

「うちの国だったら、乗客は眺めるだけで何もしなかったかもしれない」

「英雄的な行動だ」

「おそらく日本だけで起こりうることだろう」

 

などなど、電車が約8分後に、通常運転を再開したことも含めて、世界から称賛の声があがっています。

 

おそらく、この40人の乗客と車掌さんは、特別なことをしたとは思っていないでしょう。「人を助けるのが、あたり前・・・」と答えるに違いありません。

 

日本人の世界に誇れる、素敵なこころですね。

 

今回の話をとてもうれしい気持ちで、聞きましたが、同時に、日本人の習慣にない世界の素晴らしいこともたくさんあるのだと思います。

 

人の優しいこころには、国境はないのですね。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    ひでっち (土曜日, 27 7月 2013 21:04)

    今、この女性転落の記事をヤフーニュースでちょうど読んで、
    おやじ園長のブログに来たら、その話題だったのでびっくり!
    最近、こういう偶然が重なる体験がすごく増えていて、
    自分がいろんなことに首を突っ込んでいる量的なものが
    以前より増えているんだろうなと理解しています。

    日本はグローバル化といって一生懸命日本のよいものを捨てて
    いるところがありますが、世界は日本を評価しています。

    ボビー・オロゴンさんが日本に住むことに決めたエピソードを
    聴いて改めて日本ってすごいなって感動しました。
    タクシーの中で500万円を落としてしまったそうです。
    あきらめていたところ、無事に返ってきたそうです。
    そのことに感激し、日本に住むことを決めたそうです。
    「こんな国、日本以外、世界のどこにもない」って。

    強い国になんてならなくてもいい、日本を取り戻すとか
    わけのわからないキャッチフレーズもいらない、
    他人が困っていたら見返りを求めずに手助けして
    それがあたりまえだと思っている人をどれだけ増やせるか
    それが政治であり、教育であり、躾だと思うのです。

    東京方面の南浦和駅でのできごとですから、埼玉の人たちの
    美しい行動ですよね。拍手。
    いいお話をありがとうございます!