国民栄誉賞

長嶋さん・・・今さらだよ。あげるならもっと早くじゃないと～

松井さん・・・何で？なんか記録作った？

という感じで、二人が国民栄誉賞に決まった時の国民の反応です。参議院選挙を前にして、安倍内閣の人気取りじゃないか・・・なんて陰口も叩かれました。

しかし、昨日のセレモニーを見ていると、安倍さんとすれば「してやったり」ですね。もともと、国民栄誉賞ですから、総理官邸ではなく、多くの国民の前で受賞するのが筋でしょうし、二人のメッセージが素晴らしかった・・・

長嶋さんの現役時代は、ほとんど知らないで育った私です。昭和４８年の引退セレモニーでは、子どもながらに、なぜ大人たちがこんなに熱狂するのか、不思議でした。

病との格闘後の初めての公の場での「声」に長嶋世代の親父たちが泣いています。

そして、松井さんのメッセージは、自分が国民栄誉賞にふさわしいかどうかを正直に話し、恩師の長嶋監督やファンの皆様への感謝の気持ちがあふれてました。心の底から彼のベースは、人への感謝なんだろうなぁ～と思いました。

一流のアスリートになるには、「俺が・・・俺が・・・」が不可欠と思っていましたが、彼は違います。器も大きいのでしょうね。

３月に赤ちゃんが誕生したのに、東日本大震災で苦しんでいる人がたくさんいるので、喜びの公表はしなかったのが、松井さんです。

まだまだ若い松井さんには、国民が元気になるような生き方を期待したいです。

最後に、国民栄誉賞という余韻に浸っている皆様に、大変申し訳ございませんが、人間が小さい私は、自慢をしたくなってしまいました。

実は、３年前に「さいたま市　市政功労賞」をいただきました。教育部門です。立派なセレモニーで緊張しました。

あぁ～黙っていればかっこいいのに、言ってしまいました（笑）

まだまだ、小さい人間ですね（反省）