合計特殊出生率

一人の女性を15歳から49歳までと規定し、一生に生む子供の数の平均値を合計特殊出生率(しゅっしょうりつ)と呼んでいます。

 

当然二人以上でないと人口は減り続けるわけです。厳密には、2.07以上でないと人口減となるそうです。

 

さて、日本では・・・

 

終戦直後の第一次ベビーブームで4.5人。

1989年には1.57ショックといわれました。それは、1966年丙午(ひのえうま)の年に1.58人と一時的にダウン。その数字をも下回ったからです。

2005年には、過去最低の1.26人まで下がりました。その後ほぼ横倍が続き、直近のデータでは、2011年の1.39人だそうです。

 

しかし、世界平均は2.56人・・・世界人口はまだ増え続けますね。

 

ちなみに第一位は、アフリカ大陸の二ジュール共和国で7.15人です。

日本は、なんと190位となっています。

 

先進国といわれる国になればなるだけ、当然数字は低いのですが、フランスなどは2人を超えています。

 

単純に数字の高い国を真似すれば、数字が上がるというものではありませんが、日本の将来を考えた場合、このままでは大変なことになります。

 

アベノミクスで物価上昇値目標を2%としたように、合計特殊出生率目標二人とするなどの数値目標が必要かもしれません。もちろん、大事なのはその手段です。

 

ママの実家に帰省していた3歳女の子と1歳男の子の兄弟が、今日久々に登園してきました。ママの実家では、いとこ、はとこ含め総勢10人の子どもたちが一堂に会して食事をしたそうです。

 

なんか、想像するにとてもいい光景ですね。

昭和の高度成長期ではなくて、平成の今・・・こんな姿がたくさん見られるようになれば、日本はもっともっと元気になります。