席を決める

最近企業のコミュニケーションアップの手段として、フリーデスクを行っている会社が増えてきました。

 

社長も、役職あるなしも、部署間の壁を越えて、その日の気分や、プロジェクトチームが集まってとか・・・ノートパソコン片手に、毎日違うデスクで仕事をします。こうして、自然と社内の風通しをよくしていこうという作戦です。

 

さて、ホワイトきゃんばすでも、開園以来、席を決めないでいました。1歳なりたての子どもたちは、一番後ろで職員が世話をするのですが、その他は「自分でイスを持って、好きなところに座りなさい」といった感じです。

 

「自分の意志で好きな場所や○○ちゃんの隣りを決める」ことが大事と考えていたのですが、どうやら、社会人のようにはいかず、まだ早すぎたようです。

 

自分で席を決められないで、ウロウロしている・・・3歳以上になると、仲良しメンバーでつるむ・・・席を移動して落ちつかない・・・などなどの弊害もあり、今週からは、自分のマークが付いたイスに座りなさいとしています。

 

個々に、動物などのキャラクターを決めているので、まだ字が読めない1、2歳児でも自分のマークはわかります。

 

「自分のマークのイスを探して、そこにきちんと座る」

決まった席に座るということは、小学校入学以降あたりまえのことですが、生活習慣をきちんとつける上では、役に立ちます。毎日、隣りのお友達が違うというのも、子どもたちには刺激となるでしょう。

 

自分で決めることも、自分の席をさがして座ることも、どちらが良くて悪いということはありませんが、しばらくは、今のやり方を続けます。

 

朝の会が始まるまで、ずいぶんとスピードアップしています。

友だちのマークも積極的に覚えるようになりました。

 

いまのところ、いい感じです。