新しい日本酒の教科書

dancyu(ダンチュウ)という雑誌の3月号のタイトルです。

 

私自身は、お酒は弱いほうなのですが、お酒を楽しむことは大好きな人種です(笑)

 

日本人だから日本酒だろ・・・ということではないのですが、日本酒は作り方も複雑で奥が深く、過去に比べるとずいぶんと少なくなってしまいましたが、今なお1000以上の酒蔵がそれぞれの個性を出しています。

 

私が住む埼玉県にも、日本を代表する酒蔵があります。

蓮田市にある「神亀酒造(しんかめしゅぞう)」は、日本で最初に「純米酒」しか作りません宣言をした酒蔵です。

 

原材料表示が、米・米麹のみのお酒が純米酒です。醸造用アルコールはもちろんのこと、糖類などの添加物がいっさいないお酒です。

 

有名なコミック「美味しんぼ」にも、本物の日本酒は「純米酒」だといわれ、ドラマにもなった「夏子の酒」でも、主人公夏子の利き酒のシーンでは、添加物混入のお酒が酷評されるシーンもあります。

 

今は、酒作りの大将である杜氏(とうじ)の高齢化もあり、若い世代の蔵元が自ら大学の醸造科などで勉強して、経験や勘だけでなく酒作りをする人も出てきました。今、もっとも有名でなかなか手に入らない「十四代」という山形のお酒がその代表です。

 

まぁ~日本酒の楽しみ方は、人それぞれですので、「純米酒じゃないとダメ!」なんていいませんが、私自身は、神亀の酒をぬる燗で飲むときに、ホッと幸せを感じ・・・最近は、冷やして飲むタイプの日本酒をあえてワイングラスで飲むのが、ささやかなお気に入りです。

 

今夜も、お気に入りの日本酒で「八重の桜」「必殺仕事人」の時代劇コースのテレビを見ながら楽しみたいと思っています。

 

テレビに向かって、意見を言ったり、かなり饒舌になるお父さんに、距離を置く娘たちがそこにいるのですが・・・(笑)・・・(涙)