残念な結果となりました。
さいたま市認定ナーサリールームの申請をしておりましたが、今年度は認定が取れませんでした。
4月1日付けでの認定枠は、定員200名分。それに対し、定員650名分の申請があったそうです。ホワイトきゃんばすの30名分は、残念ながら認定されない450名分の一つとなってしまいました。
保護者の期待が大きかっただけに「ただ、残念でした」と言うわけにはいきません。落選理由を子ども未来局の担当に伺いました。
審査基準は、さいたま市内の区別の待機児童数(多い区がポイント高い)、駅からの距離(近いほうがポイント高い)、審査時の入所率等々があるのですが、ホワイトきゃんばすが認定を取れなかった大きな要因は、現在の利用者の中で認可保育所への申し込みが少なかった事だそうです。
保育料が安くなる認可保育所への申請がほとんどないということは、ホワイトきゃんばすの保育方針や取組みに賛同いただき、多くの保護者から期待をいただいているということです。ありがたい話です。しかし、認定基準は極端な言い方をすれば「こんな保育園に預けるよりも、とっとと、認可に移りたい」と思われてしまうような保育園のほうが、点数が高くつくという内容です。
これについては、異議を唱えましたが、認定基準はあくまでも「待機児童の解消」であり、保育の方針や内容よりも、待機児童がゼロになるようなポイントで認定を出すということでした。
「今回の結果については、ホワイトきゃんばすさんの努力ではどうにもできない要素で決まってしまったので、申し訳ないと思っています。」とのことです。
数字上の待機児童解消は、目に見える少子化、子育て支援として評価されるでしょうが、子どもたちの保育、教育の本質は、数字上では見えないところにあります。それを評価するのは、利用者である保護者であり、通園する子どもたちの笑顔です。
行政が取組むべき、子育て支援のあるべき姿は、ただ数字上の待機児童解消ではありません。言いたいことは、山ほどありましたが、いつもの悪い癖をここで出してしまっては、相手も面食らってしまうでしょうから、1つだけ話をさせていただきました。
「予算があるのは税金を使っているので仕方がありません。子どもを預ける利用者への助成金はそのままで、保育園への補助金を減らしてでも、認定枠を広げてもらいたい。さいたま市認定=安心と利用者は考えるので、保育の内容を重視したモノサシ、具体的な活動内容を評価するあらたな認定基準を作ってもらいたい。本質は子どもたちの成長を含めた子育て支援ではないのか。」
今回、話をした子ども未来局の担当者は、保育園開設にあたって、たびたび相談や質問や様々なことをご指導いただいた方ですので、信頼の上で、上記の話をしました。個人的には、理解いただきましたが、評価基準のモノサシを変えるとなると、これは簡単にはいかないでしょう。でも、一石を投じることができればと考えます。
今回、認定を取れなかったことで、ホワイトきゃんばすを利用いただいている保護者の方々には、行政からの助成金を獲得することができず申し訳ないと思っています。
認可保育園やさいたま市認定保育園と比べると、保育料は安くありませんが、今まで以上に、子どもたち一人一人の成長を十分に考え、保護者の皆様とのコミュニケーションを蜜にとっていきたいと思っています。
連絡ノートにも、「認定が取れなくても、ホワイトきゃんばすをずっと応援し、子どもを託します」とメッセージをいただいた多くの保護者に感謝いたします。
私たち職員一同・・・今まで以上に「熱く!熱く!」子どもたちへも保護者の方々へもかかわっていきますので、よろしくお願い申し上げます。
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かいじゅうママ (日曜日, 17 2月 2013 01:09)
私も納得いかない一人です。
・働くママはみんな電車通勤してるのか?
駅チカ基準、てなんだ?
・待機児童が流れる保育園、て本当にいい保育園なのか? (失礼!)
・この審査基準は誰が決めたのか?
・働いているママたちの声は反映されているのか?
うちはある事情があって、保育園探しはかなり苦労しました。公立は特別枠、としても待機がたくさんいてダメ、認定園も空きがあるにも関わらずその事情のせいでことごとくダメ。
「そんな保育園が本当に良い保育園なのかっ!!」
…なんて言いたくなります。
まぁ、ホワイトきゃんばす応援団として
「うちの保育園が一番!」
と、思っているので、そう感じてしまうのかもしれませんが、市には今一度、公立保育園・さいたま市の臨定保育園を見に行ってほしいですね。
本当に内容は充実しているのか?
補助金を出すだけの価値はあるのか?
認定入替戦、があってもいいかな(笑)
そうしたら保育の質も上がるかも。
市長に物申しますか
うちも来年もその次もお世話になるので、
今年は気合を入れて応援します。
すみません、私も黙っていられない人です☆