仕事の流儀・プロフェッショナル

今朝の仕事の流儀・プロフェッショナル再放送で「特別編 イチロー選手」を放映していました。2回目ですが見入ってしまいました。

 

あらためて、イチロー選手の野球という仕事への取組みや40歳の挑戦に「年だから肉体の限界」なんて言わせないぞ!という誇りと意地を感じました。まさに、プロフェッショナルですね。

 

以前この番組に、そごう西武商品部の部長が出演されたことがありました。商品部長とは、バイヤーたちを束ねるボスです。

商品部長と直接商談の窓口だった菓子担当バイヤーも一緒に出演していました。担当バイヤーから「テレビに出るから必ず見て!」を受けてチャンネルを合わせたのですが・・・(笑)

 

西武百貨店池袋店のリニュアルオープンでの新規出店ブランドとの交渉や、オリジナル新商品の開発を各ブランドに依頼する内容でしたが、人材育成の部分はとても参考になりました。

 

営業マン時代は、まさにバイヤーとの戦いです。

 

リニュアルオープンの時に、いかに好立地に広いスペースで売場を獲得するか・・・中元歳暮のギフトカタログへの出品点数を増やすか・・・商談する内容は多岐にわたりますが、折衝力が問われます。ただ話が上手ならいいわけではなく、熱意や誠意や大きく言えば人間性が問われることになります。アポイントを取るタイミングや場所、など様々な内容にまで気をつかいます。

 

退職前の最後のバレンタイン商戦で、西武百貨店池袋店のバレンタインの陳列中に担当バイヤーと退職して保育園を立ち上げるビジョンがあることなどの話をしました。彼は、柔道をしていたので体も大きく、耳はつぶれています。

 

「私には、独立して事業を立上げるなんて、考えも及ばないから、今の仕事にしがみつくけど(笑)・・・置鮎さんはきっと上手くいくと思うよ。がんばってください。」

 

ありがたい言葉でした。彼とは、保育園の子どもたちに柔道を教えてもらう約束をしたのですが、まだ実現していませんので、今は、私が保育園の子どもたちに「大外がり・・・内股・・・足払い・・・」と技をかけています(笑)

 

保育園の子どもたちに教えたいことは、どんな仕事に就こうが、誇りを持って一生懸命取組むことです。仕事の内容に優劣なんかもちろんありません。プロフェッショナルかどうかの違いは、自分の仕事に誇りをもてるかどうか・・・かもしれませんね。

 

それから、結婚を考える女性にも必ずアドバイスすることがあります(偉そうに・・・!?)

 

「相手の男性は、一生懸命仕事をする人間ですか?能力があるとか仕事ができるとかではありません。失敗ばっかりでも、前向いて一生懸命取組んでいるかどうかで決めなさい。仕事をちゃんとする人間は、家庭もちゃんとします。子どもも大事にします。」

 

結構、的と得ていると思っています・・・(笑)