昨日のNHKドラマ「メインドンジャパン」最終回・・・とても見ごたえがあって、予測はしていたものの、ハッピーエンドにホッとしました(笑)
「北の国から」おたくの私としては、純こと吉岡君の演技力がまた一段とアップしたなぁ~とも思った次第です。
フィクションですが、今の日本と中国の関係をタイムリーに描かれていて、大げさですが「日本人はどうあるべきか」という問題提議とも受け取れます。
主人公は余命3ヶ月の大手家電メーカーを立て直すために、7人のプロジェクトリーダーに秘密裏に命名されます。
自社の技術を盗んだ中国メーカーとの争い・・・そこには、自分がリストラで追い出したかつての同期で親友だった技術屋の男が絡む・・・男は復讐のため日本ではなく中国に魂を売る・・・しかし、不良品やむなしの考えの中国企業社長と対立・・・最後は、「お客様に最高の品質を提供するのが自分の義務」とし、自分の考えを貫く・・・
会社、妻の存在、親子の問題、同僚・・・様々な人間関係もこのドラマの見所ですが、私が感じたメッセージは、「本物の追求」です。
主人公は、営業として自社製品を愛し、「本物」をお客様に提供することに生きがいを感じ・・・同期の男も、技術屋として偽りの無い「本物」を作ることを自分の誇りとしたのです。
「本物」って、何だろう・・・って考えると、とても難しいのですが、少なくとも自分の信じる「本物」を見つけることはとても大事なことです。
子どもたちにも、「本物」に触れる機会を作らないといけませんね。
大人でしたら、普段はリーズナブルの商品を購入するのでしょうが、この1品だけは、逸品の「本物」にこだわる・・・1年に1回でいいから記念日などに「本物」のレストランの味や時間を楽しむ・・・
子どもだったら、マクドナルド(すみません)のハンバーガーではなくて、ハンバーグも手作り、バンズやサンドする野菜にもこだわった、手作りハンバーガーをママと一緒に作るとか・・・プロのスポーツ選手や本物の職人技を見せて経験させる・・・大きく言えば、一生懸命生きている本物の大人を見せることです。
「本物」か「偽者」かは、最後は自分で決めることですが、子どもたちには、「本物」や「本質」を見極める目を持ってもらいたいですね。
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