久米宏さんの「実は日本人はデフレが大好き!?」という番組を楽しく見ていました。
デフレーションとは、物価が下がっていくことですが、雇用や賃金の問題や産業の空洞化のことなど、ここで難しい解説をするつもりはありません(笑)
日本は、15年以上もデフレだそうです。バブルが崩壊してからですね。でも、たいがいの国は3年ほどでデフレから脱却し、アメリカや韓国はデフレの経験が無いというのに、日本はどうして?
そして「日本人はデフレが大好きなのでは?」という仮説で終わります。
節約をすることが、生きがいになってくる・・・
サラリーマンのお父さんのこづかいは右肩下がりなのに、妻のへそくりは右肩上がり・・・
250円弁当戦争からデフレを語る・・・
デフレのA級戦犯ニトリ社長の哲学・・・
日本の主婦はすごく優秀・・・
デフレを何とかせねば・・・と思ったところで、こればっかりは自分の力では解決できないので・・・(笑)こんなことを考えました。
高度成長時代に日本人は、まじめに最高品質のモノを世界へおくり出しました。とことんやるので、品質が世界に認められ、経済も豊かになりました。
今度は、少し贅沢な暮らしにあこがれます。これもとことんやるので、バブルとなりました。
バブルが崩壊し、節約もとことんやるのが日本人です。やりくり上手が美徳や生きがいとなってしまうのも日本人らしいところです。安いものを求め、デフレスパイラルに陥っているのが今ですね。
次の段階は・・・日本人が不得意な「人生を楽しむ」だとか「心の豊かさ」をとことんやるようになれば、たぶんデフレも無くなるかもしれません。
かつての日本は、「人生を楽しむ」などと言おうものなら、不謹慎といわれてしまいました。でも、これからは、胸を張って「人生は楽しむもんだ」と考える人が増えてくることでしょう。
楽しみ方は、人それぞれだから、とてもいいことだと思いますね。
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