先日の新聞報道で、63カ国・地域が参加した2011年の国際数学・理科教育動向調査で、日本の小学校4年の得点が過去最高だったそうです。ちなみに、平均を500点に調整して、日本の小学4年生の算数は585点(5位)・理科は559点(4位)ということです。
文部科学省は「脱ゆとり」への転換が要因と見ているようです。
さて、この結果を素直に喜んで良いものか・・・
日本人は、他の国と比較すると、平均的に得点がいいそうで、他で見られるような極端に突出した点数の子どもがいないそうです。
ノーベル賞を受賞した、iPS細胞の山中教授のような人材が少ないということかもしれません。
昨日、テレビ東京のカンブリア宮殿で、26歳の最年少上場社長が出演していました。彼は、あたらしいタイプの経営者といわれています。
会社では、社長風を吹かせることなく、仲間のような存在。いつも、ニコニコ笑っています。でも、高校生の時に起業することを決意し、大学1年生のときに、仲間とともに今の会社を立ち上げます。ネットを活用した人材募集のIT企業ですが、大手の弱みをついた、他がやらないことを実践しています。
彼を「ゆとり教育」が生んだ、最大の産物と言う人もいます。
自分のやりたいことを明確に持っている人間にとっては、ゆとり教育は最高の環境になるものの、指示待ち人間にとっては、プログラムされた脱ゆとり教育がいいのかもしれません。
親としては、子どもの特徴を考えて、一番いい環境を選択する・・・あたり前の結論にたどりつくのですが、彼のような人材が、日本人の中からたくさん出てくることを期待したいですね。
ホワイトきゃんばすでは、自分を持った人間に育てること。これだけは、ブレませんが・・・・(もちろんこれが結論です)
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