保育園職員としての人間力

この堅苦しい題名は、今日の保育研修の題名です。

 

「人間力」や「生きる力」については、保育園の子どもたちを育てる、まさに琴線ですので、かなり期待をして研修に臨みました。

 

そして、久々に、話の上手な・・・具体的なたとえ話のうまい・・・熱い・・・ユーモラスな・・・意義ある研修となりました。かなりの毒舌講師でしたが・・・

 

ここ数年ずっとダントツの顧客満足度ナンバーワン企業である、東京ディズニーリゾートを例にした「お客様視点」のお話・・・

 

コミュニケーション弱者=社会的弱者の時代。コミュニケーションとは、話が上手だとか、人付合いがいいとかではなく、1対1以外の第三者やまわりの知らない人に対して、どれだけ、感謝の対応ができるか・・・携帯電話の功罪を例にしたお話・・・

 

イエスの返事は簡単だが、ノーの返事を使いこなす鍛錬のお話・・・

 

ありきたりですが、自分の仕事や存在が、どれだけ、他人や社会に貢献できているか・・・その意識と自覚を持って取組んでいるか・・・

 

まだまだ、たくさんありますが、一番気に入ったのは、講師曰く「こうして壇上で人間力などとお話させてもらっていますが、私は、できていません。ですから、自分への戒めを込めて、今日の講義をしています」と、毒舌ながら、根底は、謙虚で人に対して感謝する気持ちを持っている人だなぁ~と感じるところです。

 

人に感謝して生きることは、簡単にできることかもしれませんが、簡単にやめてしまうのが人間です。

 

みなさん。エレベーターを降りるときに、「開く」のボタンを最後まで押してくれていた人に「ありがとう」を言っていますか?

 

まったくの赤の他人に「ありがとう」といえる人が、人間力のある人といえるのでしょうね。・・・私も・・・まだまだです。

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コメント: 2
  • #1

    ひでっち (火曜日, 20 11月 2012 19:47)

    かつてウィーンで見かけたことですが・・・、
    ウィーンには路面電車が走っています。
    ベビーカーを押したママさんが乗り込もうとすると
    車内からどやどやと若者が2~3人降りてきて
    ベビーカーをひょいと持ち上げると元気よく運びあげてくれます。
    その動作がとっても自然で、普通で、拍手ものでした。

    商業施設などでも、ご婦人のためにドアを開けて待つのは
    きわめて当然で、それもわざとらしくなく、とても自然で、
    普段から身に沁みた動作であることがよく理解できます。

    日本でも近頃の若者は・・・・と年配者はついグチってしまいますが、
    いえいえ近頃の若者はやさしくて親切な人が多いです。

    これからの超少子高齢社会、物質的な繁栄はもう大きくは望めないので、
    精神的に豊かな人間をどれだけ作れるかが日本の課題となります。
    一日に「ありがとう」がいっぱい言える子に育ってほしいものです。

  • #2

    r&aママン (水曜日, 21 11月 2012 02:13)

    ありがとう
    ごめんなさい

    このコトバが誰にでも
    すぐ言えるような人間であってほしい。

    これが我が家では
    1番大事なコトと教えていますが
    …まだまだな家族です(^_^;)

    ディズニーの教えは
    すごいですよね♪
    あそこは行っても働いても
    happyになれるところで大好きです♪

    子供には
    happyにさせたり
    相手の心があったかくなる
    心の豊かな人間になってほしい…
    簡単なようで教えることすら難しいです(T_T)