さいたま市保育課による「食物アレルギー及びアナフィラキーショックへの対応」についての研修に参加しました。
さいたま市立病院小児科の院長による講義です。
もともと食品会社にいましたので、アレルギーの対応や表示義務については、認識が高いおやじだと思いますが、保育園の子どもたちのことを考えると、食物アレルギー対応は、安全面で大きな課題となります。
実は、お医者さんの中にも、「卵アレルギーなら鶏肉もダメ」とか「牛乳アレルギーなら牛肉もダメ」などという、間違った指導をしている方もいるようです(笑えませんが・・・)
ホワイトきゃんばすのキッチンには、食物アレルギーを持つ子どもたちのリストが目立つところに貼っていますが、血液検査でアレルギー反応が出たからといって、必ずアレルギーの症状につながるわけではないとのことです。
要は、子どもたち一人一人の個別対応と、保護者との連携をきちんととって、かかりつけ医の指導に従うほかありません。
今日は、約200の保育園が出席しましたが、現場では、食物アレルギーについての関心や実際の問題も多く発生しているので、講義が終了しても、質問が多くあり、積極的な保育士が目立った研修でした。
明日、栄養士含め、スタッフにフィードバックします。
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