ハンデキャップ

先日、発達障害の4歳女の子が、保育園の見学にやってきました。最近歩き始め、言葉は1歳児の段階です。

 

最初は、恥ずかしがって、隅のすべり台で一人遊んでいましたが、子どもたちが寄ってきて、一緒に遊んだりしている中で、笑顔も見えました。

 

屋上の三輪車にも乗ることができました。

 

現在、支援センターや特別支援学校のリハビリコースに通っているそうですが、ママの話では、子どもがたくさんいる環境で、成長をさせたいとのことです。

 

本日も、ダウン症の3歳男の子のママから、見学の予約電話がありました。週末に、パパも一緒に見学にきます。

 

こちらのママも、同じように、多くの子どもたちのかかわりから、成長させたいという考えです。

 

PTA会長をやっていたときに、特別支援学校の会長とも交流ができました。女性の会長ですが、自分の子供は、車イスで介護が常時必要な重い障害を持っています。それでも、なるべく買い物にも連れて行って、外の世界を経験させています。

 

あるとき、心ない子連れの母親からの一言・・・

「○○ちゃん。ママの言うことを聞かないと、あんな子になってしまうわよ。」と指を向けられたそうです。

 

悲しみと怒りを胸にしまって、それでも、子供の将来を考えて、オープンに外の世界を経験させます。とても強い、立派な母親です。

 

今回見学のママも、自分の子供を大きな愛情で受け入れ、強く生きて行けるよう、考えています。

 

私が小学生の頃は、クラスに「しんちゃん」という知的障害をもつ仲間がいましたが、彼を受け入れ、彼を助けなければならないと、子供ながら思ったものです。

 

ホワイトきゃんばすの子どもたちは、障害のある子どもと自然に遊び、助けることができれば、こんなすばらしいことはありません。

 

自分との違いを認めることができるようになると、また、人としての成長につながります。