西表島縦断の過酷な一日が終わると、しばらくのんびりと島暮らしを満喫した。
「星砂の浜」・・・日本では、一番「星の砂」で有名なビーチで、今でこそ、観光地化され多くのペンションだのカフェなどができ、「星の砂」も乱獲ですくなくなっているようだが、30年前は、まだ無名の地・・・地元の人にこっそり教えてもらった穴場である。
何も手を加えられていない自然のままのビーチには、ほぼ全部「星の砂」でおおわれていた。
星の砂は、原生生物である「有孔虫」の死んだ殻が、星の形をして、浜に堆積している。
沖縄本島ではほとんど見られず、竹富島の星砂の浜では、手のひらに5粒くらい。ここ西表島の「星砂の浜」では、ほとんど「星の砂」であった。
硬派な一人旅をしているつもりだが、どうも乙女チックなところが自分にはあり、甲子園の土を集まるがごとく、星の砂を袋いっぱいに集めた。
自分の結婚式の二次会で、星の砂を小瓶につめて、お守りとして、祝福いただいた仲間へプレゼントしたものの、どうも自己満足のプレゼントだったようだ。
さて、「星砂の浜」の海へダイブ!
水中メガネ・シュノーケル・足ヒレのいわゆる3点セットで、海中を泳ぎまくる。水族館以外で、はじめてみる、色のついた魚・珊瑚礁・青い海・・・
時間を忘れるとは、こういうことかと・・・
感動を超えた時を過ごすことができた。
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