分離不安

分離不安・・・保育での専門用語です。

 

ママのもとを離れた子どもが、ママがいなくなった状況での態度です。

 

安定型・・・

ママとのお別れに混乱を示すが、時間とともに落ちつきを取り戻し、ママとの再会では、安堵の表情を見せながら、積極的に身体接触を求めていく。

 

回避型・・・

ママとのお別れにも混乱はなく、再会時にもよそよそしい態度を見せる。

 

抵抗型・・・

ママとのお別れには、激しい混乱を示し、再会時では、激しい怒りを伴い反抗的な態度をとる。

 

無秩序型・・・

再会時に、顔をそむけてママへ接近、しがみついたかと思うとすぐに床に倒れ込むといった両立しない行動をとる。

 

だいたいこの4つに分類されます。

一般的には、安定型が、ママの愛情を十分にもらって育ってきた子どもといわれています。

 

今まで、家では、ママと24時間一緒に過ごしていたところ、初めての保育園生活・・・当然最初は、泣き出す子がほとんどですが、おうちの中では経験できない、楽しいことを保育園の中でたくさん見つけて、子どもたちは成長していきます。

 

今日、1歳児の男の子が、初登園でした。

 

予想通り、ママとのお別れで大泣き・・・落ちついたかと思うと、思い出して「ママ・・・ママ・・・」と泣き出します。

 

給食とおやつは、泣いていたことを忘れてしまったかのように、モグモグ・・

そして、またママを思い出し泣き出します。

 

抱きしめたり、絵本を開けてみたり、子どもが泣き止む率が高いボールガッタンのおもちゃで遊んで見せたり、今日一日は、「ママがいない」で、パニック状態の男の子を見守ります。

 

あと何日かかるかな~

 

もちろん彼は、安定型の態度です。お迎えでは、ママの胸に、駆け足で飛び込んでいきました。

 

ホワイトきゃんばすの月極めの子どもたちが、登園当初見せてくれた分離不安は、みな安定型ですが、今後は、いろいろな状況が考えられます。一人一人、実はみな違う行動で、簡単に4つのパターンにあてはまらないでしょう。

 

保護者ともしっかり話をして、子どもたちの笑顔のために・・・責任も大きいいですが、原石たちの成長は楽しいものです。