竹富島をあとにして、沖縄の旅最大の目的地・・・西表島(いりおもてじま)に上陸した。
イリオモテヤマネコやヤンバルクイナが西表固有の生き物として有名だが、現地の人でもほとんど見たことがないほど、絶滅種となっている。
西表島でやりたいことはたくさんあるのだが、まず1つ目・・・
西表島縦断である。
西表島は、沖縄本島に次いで面積がある島なので、縦断には10時間かかる。
1ヶ月前に、無謀にも単独で縦断を試みた男性が遭難してしまい、3日間西表島のジャングルの中をさまよう事件があった。しばらくは、縦断禁止令が出ていたが、明日解禁と言う、なんともいいタイミングであった。
西表ユースホステルに宿泊した中で、希望者10名がチームを作った。当時は女人禁制・・・男だけ縦断が許された。
元山岳部の社会人がリーダーとなり、私が勢いだけで、サブリーダーとなった。山岳部やワンダーホーゲルでは、リーダーが一番後ろを歩きサブが先頭を務める。
栄えある「西表島縦断チーム」の先頭を歩くことになった。大事な役割だ。
さて、浦内川を船で上流へ進み、カンピレーの滝が、西表島縦断のスタート地点だ。テレビでよく見る、マングローブの景色がそこにある。ここは、日本なの?
わくわくどきどきの期待感でスタートだ。
しかし、ここは知る人ぞ知るサバイバルコース・・・とんでもない出来事が待っていた・・・
続く・・・
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