先日、前の会社の仲間が顔を出しにやってきました。
ファームの草取りの最中でしたので、トマトの前で、男同士の井戸端会議。
いつも、手土産やら、私のお気に入りのDVDやら、園に流れるクラシックやら遠慮なしにいただいています(笑)
映画「さびしんぼう」のDVDを持ってきてくれました。
広島県の尾道のことをブログに書いたのを読んでくれてのことです。ありがたや・・・
彼も数回この映画を見たようで、長いつき合いでも知らないことが意外と多いものです。
昨夜、27年ぶりの「さびしんぼう」に浸っていました。
ストーリーがめまぐるしく変わっていくようないまどきの映画ではなくて、尾道のほのぼのとした風景の中で、人を好きになること、母親の想い、父親の役割、仲間、笑い・・・あらためて、どっぷりいい映画につかりました。
富田靖子さんの演技は、私は、日本のメリルストリープと勝手に決めているのですが、あどけないかわいらしさと真摯な演技が、この映画をいっそう引き立てています。
あの黒澤明監督もこの映画はお気に入りの一つだったそうで、当時はまわりの人間に、見ろよ!と指示を出していたようです(笑)
もう1回・・・見たくなりました。
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