旅の足跡・・・５

北海道はひとまずお休みして・・・

知覧（ちらん）・・・鹿児島県にある城下町、お茶の産地でもあります。

しかし、知覧のもう一つの顔は、「神風特攻隊の出航基地」

わかりますか・・・第2次世界大戦も終盤になると、爆弾や武器も底をつき、日本が考えたのが、「神風特攻隊」である。

航空機に乗ったまま、敵国アメリカに突撃するのです。もちろん、死を覚悟しての行為です。

そして、悲しいことに特攻隊の多くは、若者。

資料館に入ると、今から旅立つ若者が、父や母にあてた手紙があります。

この時代ですから、お国のために命を落とすということに、何の疑問ももたないで旅立つ若者の姿を考えると、心が痛みます。

広島の原爆記念館・長崎の平和資料館そして知覧を訪れた後は、必ず、鉛を飲んだような重い気持ちになります。

たくさんのことを考えて、現実の生活に3日ほどして戻ります。

戦争については、一人一人の考えがあると思います。でも、それぞれが、きちんと自分の考えを持つことが大切なことです。