小笠原のことを語り出すときりがありませんので、今日で最終回・・・
パッションフルーツ
春から夏にかけての小笠原を代表するフルーツです。宿泊先の民宿でも毎日パッションフルーツが食卓に並びます。すっぱい!けど、おいしい!
島ハチミツ
小笠原唯一の瀬掘(セボリ)養蜂場の島ハチミツは、島「固有種」の花々などから集めた蜜のため、本土では絶対に口にできない、香り高い口あたりです。生産量が限られているので、店に出ると15分で売り切れという希少価値です。なんとか1瓶購入できました・・・
島レモンカード
「カード」とは、果汁とバターと卵でつくったカスタードクリームのことです。これをあつあつのトーストにぬって食べると・・・大満足!
ラム酒
母島で小笠原産ラム酒を作っています。前に勤めていた会社で、小笠原ラム酒を使ったチョコレートボンボンを販売したことがありました。残念ながら売れずに、そのままお蔵入りとなってしまいましたが、小笠原の土産としては人気の島酒です。
自然塩
父島周辺海域の海水を使用して手作りで製塩した塩。お値段もリーズナブルですので、お土産にはもってこい。我が家も3ヶ月は、小笠原の自然塩が調味料でした。
次女は、もくもくと小笠原の「白い砂」をビンに詰めています。帰ったら、小瓶に砂を入れて「小笠原の宝物」というシールを貼って、クラスの友達に配っていました・・・リーズナブルでも、ロマンティックなプレゼントです(笑)
そして、いよいよ8月16日・・・父島二見港を出港するときがやってきました。でも、最後に大きな感動がありました。
出港した小笠原丸を追いかけるように、多くの漁船やボートが併走します。
「いってらっしゃい!また帰って来いよ!」という横断幕をかかげる船や・・・何と船から飛び込んで、海の中から手を振ってくれたり・・・小笠原丸のデッキには、それを見とどける多くの人たちが、中には涙を流している人たちがいました。
小笠原で出会った心優しい人たち・・・大自然・・・クジラ、イルカ、青ウミガメ、サメ、海水魚たち、サンゴ礁、大ヤドカリ、小笠原オオコウモリ、グリーンぺぺ、タコの木、グリーンアノール、夜光虫、満天の星空、ウエザーステーションからの夕日、パッションフルーツ、島レモン、賞味期限オーバー、ボニンブルーの海、そして、忘れてはいけない戦争のつめ跡・・・
世界自然遺産になっても、いつまでも飛行機の飛ばない・・・25時間30分の船旅のそんな島であって欲しいと願います。
ビバ!小笠原 おしまい。
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