小笠原の魅力はたくさんありますが、何といっても「ホエールウオッチング」は、他ではなかなか体験できない感動です。今は3月ですので、ザトウクジラのブリーチング(有名な海面をジャンプするシーン)が、父島のウエザーステーションという展望台からも見ることができます。
私たち家族は、8月でしたので、マッコウクジラが、背中の部分を海面に浮かばせ塩吹くシーンを小笠原丸から見ることができました。オスは体長16メートルに及ぶ、四角い頭の歯をもつクジラです。
さて、父島に無事上陸したもの、小腹が空いたので、スーパーかコンビニを探したのですが・・・
小笠原には、コンビニはありません。ましては、イオンとかアリオなどの大きなショッピングセンターもありません。食料品調達は、小笠原生協とスーパー小祝の2軒がメインで、あとは小さな売店が数店舗あるだけです。
島の人たちは、ファッションにかかわる買い物はどうするの?
そう、小笠原の住民は、ネットショッピングを賢く利用しているのです。
小笠原丸が、東京⇔父島を往復しているので、島に船が入港するのが、通常ならば週1回。そのときに、食品やら日用雑貨も島に入荷します。
賞味期限って?パンは、冷凍で入ってきます。小笠原には、消費期限とか賞味期限表示を気にする文化はありません。カレンダーも曜日ではなく、船の入港と出港が基準です。出港日の翌日に各店はいっせいに、定休日となるのです。
賞味期限切れ商品を販売したら、新聞に社告やら大騒ぎになる私たちの生活とは違う、昔ののんびりした風土が小笠原にはあるのです。
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