今日から、しばらく「小笠原諸島」のお話です・・・
昨年の保育士試験が終わって、8月12日から5泊6日で、世界自然遺産となった小笠原の父島へ家族で旅をしました。
小笠原諸島の住所は、東京都ですが、飛行場はなく、交通手段は、小笠原丸というフェリーに乗船して、25時間30分の旅となります。東京から1000キロ離れたところに浮かぶ島なのです。
日本から地球の裏側に行くのでも、飛行機を使えば15時間もあれば、到着できるのに、小笠原へ行くには、25時間30分もかかり、東京都でありながら、東京から世界で一番遠いところなのです・・・だから、いいのです。
学生時代に、一人旅で沖縄の西表島に1週間こもり、ジャングル(亜熱帯気候です)・海・川・洞窟(あまり知られていないのですが)を満喫した思い出があるのですが、沖縄の離島とはまた違う魅力が、小笠原にはあるのです。
竹芝桟橋出航は、8月12日・・・お盆のピークと重なり、客数900名の大混雑・・・家族5人一行は、定員構成比90%をしめる「2等ザコ寝ルーム」の一人50センチ幅のスペースでの生活に辛抱しながら、楽しい船旅となったのです。
デッキで青い(伊豆諸島を越えると・・・)海を眺めながら、知り合ったおっさんは、今回で5回目の小笠原とのこと。小笠原の魅力を十分事前勉強させてもらいました。
実は、東京都小笠原村は、東京の中で、一番平均年齢が若いのです。小笠原も他の離島同様、高齢化の島かと思いきや、とんでもありません。小笠原を旅して、すっかりその魅力にとりつかれた若い世代が、小笠原に移住するのです。
産業の中心である観光にかかわる仕事につく人が多いのですが、小笠原村役場の公務員を目指す学生もいるとか・・・
さて、午前10時30分に出向した小笠原丸(通称おがまる)は、昼のまぶしい東京湾の太陽・・・美しい夕日・・・夜の太平洋(なぎでした)・・・朝日・・・そして、翌日午前11時に、小笠原諸島父島の二見港に到着しました。
海の色はボニンブルー・・・濃くて青い海です・・・見たことがありません・・・
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