ホワイトきゃんばす の「脳育て」って??
ハート(こころ・・・)ってどこにあるの?
今まで、『ハート』は左の胸・・・そう、心臓をさすことが多かったですね。
実は、ヒトのこころは、「脳」にあります。「脳」は、ヒトの気持ちや感情だけではなく、様々な事を創造したり、新しいことにチャレンジする気持ちもあります。もちろん、命にかかわることをきちんとコントロールしているのも「脳」です。どうですか、今日から、『ハート』=『脳』と覚えてください!
『脳』ってそんなにすごいの!?
21世紀になって、ようやく「脳」の研究が進んできました。
生まれたばかりの赤ちゃんには、すでに140億個の脳細胞(ニューロン)があります。出世時400gだった脳は、生後1年間で2倍の800gになり、3歳までには、大人の80%、6歳までに、大人の脳重量1400gの90%となります。身体の成長をはるかに上回るスピードで、「脳」は成長します。
キーワードは、『シナプス』・・・
「脳」の成長は脳細胞の数が増えるのではなく、細胞と細胞をつなぐ回路となる「シナプス」が分裂して 増えていきます。「シナプス」による回路が増えれば増えるほど、脳細胞が持つ様々な情報を瞬時につなぎあわせ、的確な考え、新しい発想、思いもよらないないひらめきなどにつながっていきます。
脳科学的に「頭がいいヒト」とは、脳細胞をつなぐ「シナプス」をたくさんもっているヒトを言います。
乳幼児期に『シナプス』を増やせ!!!
「シナプス」が活発に作られるのは、生後3歳までがピーク。でも、安心してください。小学校、中学校、高校、そして大人になっても、ヒトは、永遠に質のいい「シナプス」をつくり出すことができます。しかし、ただ普通に生活しているだけでは、「シナプス」はどんどん退化していきます。
保育園ホワイトきゃんばす のめざす『脳育て』
子どもたちが自分で何かを発見し、ヒトやモノに対する愛情を育むように、園内には、様々な仕掛けがあります。子どもひとりひとりに目を届かせますが、基本は「適当にほうっておく自由さ」です。
『ダメ!』は、「ホワイトきゃんばす」ではNGワードです。また、「男の子の脳」と、「女の子の脳」の違いもちゃんと考えます。
まず教育面では、自分で考える遊びが中心です。暗記をさせたり、ドリルをこなす早期教育は行いません。赤ちゃん(乳児)には、話しかけたり、遊んだり、積極的にかかわりをもちます。実は、日本語の基礎が十分に固まっていない赤ちゃんのうちから英語を並行して習うと、どちらの言葉も 中途半端になり、結局はどちらの言語も弱くなるという事例もあります。「ホワイトきゃんばす」の英語教育 は、「英語でダンス!」がメインです。 1歳児もノリノリで踊ります(笑)
園内での子どもたちは「裸足」が基本です。
そして、何よりも大事なのが、自然の刺激に触れる機会です。
刺激が多ければ多いほど、脳が育つわけではなく、テレビの画面や都市の騒音など、過剰な刺激は乳幼児の「脳」の発育を妨げます。自然の中で感じる、そよかぜ、鳥のさえずり、こもれび、土や草のにおい、昆虫などの生き物といったおだやかな自然の刺激に触れる機会を意識して、子どもたちに教えていきます。5感(視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚)を伸ばすには、自然の中での体験が大事になります。
「ホワイトきゃんばす」の屋上には、「どろんこ広場」があります。子どもたちが、どろんこになって夢中に遊ぶことができます。また、「ホワイトきゃんばすファーム」では、たくさんの野菜を子どもたちと作っています。自分で作った野菜を収穫し、給食で食べる・・・葉についた「あおむし」の観察も子どもたちは興味津々です。「おひさまに一番近い農園」で、子どもたちの「脳」は大きく成長します。
世の中には、多くの「育児論」「教育論」があふれています。パパママは、どれに取り組んだらいいのか迷ってしまいます。どれも正解ですからね。
保育園ホワイトきゃんばすでは、「超特上のシナプス」を子どもたちの脳に作っていくことを目標にします。
*参考文献(敬称略)
久保田競・カヨ子著作、林成之著作、成田奈緒子著作、茂木健一郎著作、川島隆太著作、AERA with Baby、別冊日経サイエンス、Newsweek日本版
こんな「大人」になって欲しい!
今は小さな子どもたちが、20年後にはこうなって欲しい!を常に考えて、子どもたちを育てます。
『問題にぶつかったとき、その本質を見抜き、どうすればそれを解決できるかを考えて行動できるヒト・・・』
『生活環境が変わったり、仕事のシステムが変わるたびに、しっかりと適応できるヒト・・・』
『いつも幸せそうで、健康で、穏やかで、ニコニコしていて、あったかいヒト・・・』
『おっとり見えるのに、決断は早く、短い言葉に説得力があるヒト・・・』
『飾らない人柄なのに、なめてかかれない威厳を持っているヒト・・・』
『いつも何かに感謝しているヒト・・・』
『モノゴトの中心にいつも自分をおいて、逃げない勇気をいつも持っているヒト・・・ 』
『感受性、積極性、独創性、意志の強さ、運動能力、注意力、そのすべてのバランスの取れたヒト・・・ 』
『経済的に自立しているだけではなく、精神的に自立、成長することを一生めざすヒト・・・』
『年をとろうが、いつまでも夢や希望を追いかけ、挑戦する心を持ったヒト・・・』
『ヒトの弱さを理解し、手を差し伸ばす勇気を持つことができるヒト・・・』
いろいろ書きましたが・・・これが『生きる力』につながる、保育園ホワイトきゃんばすの「脳育て」です。